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SDGsとは何か?~基本を考え直そう~

こんにちは、BARK OF K です。

 

SDGs」が言われ始めて、数年が経ちました。ここでは定期的に、振り返ってみてますが、今回も振り返りも込めて「SDGsとは」といった内容で書いていきます。

 

 

SDGsとは

SDGs(Sustainable Development Goals)とは、「持続可能な開発目標」を表す略称です。2015年に国連加盟国全体で採択された国際的な枠組みであり、2030年までに世界をより持続可能な方向に向けて進めるための17の目標を含んでいます。

 

 

SDGsの背景

地球上のさまざまな課題に対処する必要性から、2000年に策定された「ミレニアム開発目標MDGs)」に続く形でSDGsが策定されました。MDGsは一部の成功を収めましたが、不足や不平等などの問題が残り、より包括的かつ持続可能な開発を目指す必要性が浮き彫りになりました。それに応えて、2015年にSDGsが採択され、より幅広い課題に取り組む新たな目標が設定されました。

 

 

 

SDGsの特徴

a. 総合的なアプローチ

SDGsは環境、社会、経済の3つの側面をバランス良く取り込んでいます。これにより、持続可能な発展が可能となり、一つの目標を達成することが他の目標に与える影響も考慮されています。

 

b. 参加と協力の重要性

国連加盟国だけでなく、民間企業、市民社会NGO、学術機関など、さまざまなステークホルダーの参加と協力がSDGsの達成には不可欠です。

 

c. 世界全体の共通の目標

SDGsは国境を越えた問題に取り組むため、世界のあらゆる地域で適用される共通の目標として策定されています。

 

 

SDGsの17の目標

それでは、SDGsの具体的な目標をいくつか紹介します。以下はそのうちの一部です。

 

a. 貧困撲滅(Goal 1)

経済的に恵まれない人々の生活条件を改善し、極度の貧困を撲滅することを目指します。具体的な例として、雇用創出、教育機会の拡充、社会的な支援を通じた貧困層の生活改善があります。

 

b. 飢餓撲滅(Goal 2)

飢餓を終わらせ、栄養不良を解消するために、持続可能な農業と食料供給を促進します。農村地域の農家が持続的に農業を営み、安定した食料供給が実現されることが目指されます。

 

c. ジェンダー平等(Goal 5)

男女平等を実現し、女性や少女の権利を保護します。教育、雇用、政治参加など、あらゆる分野で男女の機会均等を促進します。

 

d. クリーンエネルギー普及(Goal 7)

持続可能なエネルギーへの転換を進め、再生可能エネルギーの普及を目指します。太陽光や風力などのクリーンエネルギーの利用を増やすことで、環境にやさしいエネルギー社会を実現します。

 

e. 責任消費と生産(Goal 12)

持続可能な消費と生産を促進し、廃棄物の削減やリサイクルの推進を通じて、地球環境を保護します。個人や企業の行動を通じて、資源の効率的な利用や環境への配慮が求められます。

 

 

これらの目標は、他にも気候変動対策、教育の普及、健康増進、持続可能な都市づくりなど、多岐にわたります。

それぞれの目標は相互に関連し合っており、一つの目標の達成が他の目標に対してもポジティブな影響を及ぼすことが期待されています。

SDGsは2030年までに達成を目指しており、世界中の人々が協力して取り組むことで、より持続可能で公平な未来を築くことができるでしょう。

 

 

 

5. SDGsの重要性と意義

a. 地球の未来を守る

SDGsは地球上の持続可能な発展を目指すものであり、気候変動や生物多様性の喪失など、私たちが直面する重大な環境問題に対処することが重要です。これらの目標の達成により、地球の生態系を保護し、将来の世代によりよい環境を受け継ぐことが可能になります。

 

b. 貧困削減と格差是正

SDGsは、経済的に恵まれない人々の生活条件を改善することを目指しています。貧困削減と格差是正に取り組むことで、社会的な不平等を減らし、全ての人々が尊厳ある生活を送れるようになります。

 

c. 国際的な協力の促進

SDGsは国境を越えた問題に対処するためのグローバルな枠組みであり、国際協力が不可欠です。異なる国や地域が協力し合い、知識や技術、資金を共有することで、より効果的な解決策が見つかります。

 

d. ビジネスへの影響

SDGsは企業にも大きな影響を与えています。企業が持続可能性を考慮し、自社の活動がSDGsに貢献するようにすることで、社会的な信頼性の向上や新たなビジネスチャンスの創出が期待されます。

 

 

6. 私たちの役割

SDGsの達成には、個人の意識と行動が欠かせません。私たち一人一人がSDGsに対する理解を深め、自らができる貢献を考えて行動することが重要です。

 

a. 消費行動の見直し

持続可能な消費行動を心掛けることが大切です。例えば、エネルギーや水の節約、再生可能エネルギーの利用、リサイクルの促進などが挙げられます。

 

b. 問題への関心と啓発

SDGsに対する関心を高め、家族や友人、同僚など周囲の人々にもSDGsの重要性を伝えることで、共に取り組むきっかけを作ることができます。

 

c. 政策への参加と支持

SDGsを推進するための政策やプロジェクトに対して、積極的に関心を持ち、賛同や支持を表明することが重要です。地域のコミュニティや市民団体と協力し、政策の実現に向けた努力をすることができます。 SDGsは持続可能な未来を築くための大きな指針であり、私たち一人一人の行動が大きな力となります。自らの行動に意識を向け、SDGsの実現に向けた取り組みを進めていきましょう。

 

 

まとめ

SDGs(持続可能な開発目標)は、地球上の課題に取り組み、2030年までに持続可能な未来を実現するための国際的な枠組みです。17の目標が、環境、社会、経済の側面をバランスよく考慮した形で掲げられています。

私たちの積極的な参加と協力により、SDGsの達成と持続可能な社会の実現に向けて一緒に歩んでいきましょう。

 

 

 

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