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【意外な国かも!?】世界で最初に父の日を制定したのはここだった

皆さん、父の日の由来をご存知でしょうか?アメリカかヨーロッパの国々が発祥と思われがちですが、実は意外な国から始まったのです。

 

 

 

父の日の起源は?

世界で最初に国を挙げて父の日を制定したのは、南米の小さな国ボリビアでした。「ボリビア!?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。一体どういう経緯だったのでしょうか。

 

父の日制定の背景

1920年代のボリビアでは、アメリカ人宣教師から母の日の習慣を学んでいました。しかし、母の日だけでなく父親への感謝の気持ちを表す日が欲しいと考えた人々がいたのです。

 

最初は一部のグループで父の日を祝う動きがありました。そして1927年、サンクルスデラシェラ県の生徒有志が、正式に父の日を制定するよう請願書を提出しました。この草の根の活動が実を結び、ボリビア政府は翌1928年に8月に父の日を国民の祝日と定めたのです。

 

 

父の日の由来とは?

父親の存在の大切さを認識

ボリビアで父の日が制定された理由は、父親の存在の重要性を認識し、感謝の気持ちを表すためでした。母の日から着想を得ながらも、父親特有の役割や責任への賞賛がその背景にあったのです。

 

母は命を与えてくれるが、父は人生を支えてくれる存在である

 

このようにボリビア人は父親の役割を高く評価していたといわれています。

 

 

家族の絆を深めるきっかけに

ボリビアでは、父の日を家族の絆を育む大切な機会ととらえていました。 父の日は家族が一堂に会して、父親への感謝を表す日なのです。子どもたちが père(スペイン語で父)に手作りのプレゼントを贈り、家族で食事をする風習ができあがりました。父の日がボリビアの家族文化に根付いていったのです。

 

 

 

世界に広まる父の日

ボリビアに続いて、次々と国々で父の日が定着していきました。

 

1949年 アメリカで国民の祝日

1910年代からアメリカでも父の日の動きはありましたが、1949年に大統領によりアメリカ国内の祝日に制定されました。

 

1957年 カナダで制定

1945年頃から地域レベルで祝われていましたが、1957年に政府によって全土で祝日に指定されました。

 

1964年 英国で制定

1930年代から民間レベルで祝われていた父の日が、1964年に初めて公的に認められました。 このように世界各国で次第に父の日が定着し、愛する父親に感謝する日として定着していったのです。

 

 

 

父の日はなぜ6月の第3日曜日?

日本を含む多くの国では父の日が6月の第3日曜日に定められています。これには2つの理由があると言われています。

 

  1. 初夏の時期は比較的天候がよく、家族で外出やレクリエーションを楽しめる
  2. 父の日が母の日(5月の第2日曜日)から程々な間隔を置くことで、両者を重視できる

 

家族での思い出作りとバランス、この2点が父の日の時期を6月に定めた背景と考えられています。

 

 

 

現代の父の日とは

かくして父の日は、ボリビアの小さな活動から世界に広まり、現代でも様々な形で祝われる行事となりました。

 

現代の父の日では、子どもたちから父親へのプレゼントが恒例となっています。手作りの工作や、ネクタイ、ベルト、香水などの実用的なアイテムが人気の贈り物です。家族でレストランに出かけたり、スポーツ観戦をする人も多くなりました。企業やお店でも父の日向けの商品やフェアが行われ、祝日らしい賑わいを見せています。

 

また、現代の父の日は単に贈り物を渡すだけでなく、父子関係の大切さを再認識する良い機会にもなっています。 ボリビアの人々が制定の理由とした「父親の存在の尊さ」に立ち返り、父親がたくさんの努力と責任を担ってきたことへの感謝の気持ちを新たにするのです。忙しい日常で疎遠になりがちな父子関係を、この日を期に見直し、親子の絆を深められるよい機会となっているのが現代の父の日なのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。父の日の由来は、世界で最初にボリビアが定めた感謝の日でした。ボリビアに端を発した父の日は、世界中で父親への尊敬の念を表す大切な行事となりました。現代でも様々な形で父の日が祝われ続けているのは、家族の絆や父親の存在の大切さへの気付きにあるのかもしれません。 来る父の日には、あなたの大切なお父さんにも感謝の気持ちを伝えてみませんか。長年の御苦労へのねぎらいと、あなたの成長を見守り支えてくれた父親への感謝を込めて。そして、この日を機に、よりよい親子関係を築いていくきっかけとしていただければと思います。